ずーっとあなたに恋してた

苦しくて、切なくて、でも愛おしい。そんな恋の物語。

お誘い

ユリさんへの気持ちを確信したところで、私の行動は今までと何も変わらない。 想いを伝えたい、ユリさんの気持ちが知りたい。 そう思うことはあっても、 もし拒絶されたら・・・ 嫌われたら・・・ そう考えると、今のままの状態でいる方が何倍もマシだと思うから。…

やっぱり好き

翌日。 目が覚めると外は明るくなっていた。 私はユリさん家のベッドの上にいて、隣にはすやすやと眠るユリさんの姿があった。 そういえば昨日、ソファで寝ていた私に 「ベッドで寝た方がいいんじゃないですか?」 と、ユリさんが言ってくれて、ベッドで一緒…

あれ? 誘ってる?

ユリさん家での初めてのお泊り。 私はソファで横になりながら (このままユリさんと朝を迎えるのか~・・) と、ぼんやり考えていた。 すると目の前にユリさんがやってきて、ちょこんと座った。 「大丈夫です? お水飲みます?」 と顔を覗き込まれ、なんだか恥…

はじめてのお泊り

ユリさん家での女子会、楽しい宴は深夜まで続いていた。 でもその途中から、私は強い睡魔に襲われていた。 あまりの楽しさに、ついつい飲み過ぎてしまったのだ。 みんなともっとお喋りしたい。 ユリさんの話をもっと聞きたい。 そう思うものの、まぶたが重く…

女子会

この前の飲み会で、ユリさんの誘いを断ってしまったことが少し気まずかった私。 でもユリさんはそんなこと気にもしていない様子で、会社では相変わらず 「木下さん^^」 と話しかけてくれた。 この頃ぐらいから、私が会社にいるときはランチも一緒に食べるよ…

うちで飲みませんか?

バーベキューの件があってから、私は完全にユリさんのことを意識し始めていた。 ユリさんの姿が視界に入ると、どうしても気になってしまう。 だけど私の中では葛藤があった。 どうせ報われない恋。 好きになってはいけない。 そうやって気持ちを落ち着かせ、…

バーベキュー②

バーベキュー当日。 あいにく空はどんよりと曇っていて、少し肌寒い。 私は急な仕事が入ってしまい、少し遅れて会場に到着すると、おじさん達はすでにお酒片手に盛り上がっていた。 そんな中、少し控えめに座るユリさんの姿。 彼女は私を見つけると、ニコッ…

バーベキュー①

ユリさんと仲良くなったものの、私は彼女のことを「かわいい後輩の一人」としか見ていなかった。 でも、あることがきっかけで、私は彼女のことを意識し始める。 それは、私が配属されている部署で、親睦会を兼ねたバーベキューを行うことになったときのこと…

仲良くなったきっかけ

ユリさんとの出会いから数ヶ月、私たちは相変わらず、目が合えば会釈をするぐらいの間柄だった。 でもある日、その関係に変化が起きる。 会社の人事異動だ。 この人事異動で、受付だったユリさんが私がいる部署の隣の部署に異動になり、仕事上、何かとユリさ…

ふたりの出会い

私とユリさんの出会いは、もう10年ぐらい前のこと。 私が勤めていた会社に、ユリさんが入社してきたのだ。 ユリさんは受付嬢。 私は営業部。 会社に入ると受付に彼女が座っていて、いつも軽く会釈をするぐらいで、会話をすることも、仕事で関わることもほと…